かなふくな日々ブログ

葬儀の豆知識 2021.07.10

葬儀社紹介サイトのカラクリ

はい、皆様こんにちは 

 

かなふく鈴木です。

 

久しぶりのブログ更新ですが、現在梅雨真っ只中 

 

ジメジメした日が続きますが、皆様こういう時期だからこそ体調管理にご注意ください。

 

さて、今回は”小さな〇葬式”さんとか、”よ〇そうのお葬式”さんを代表とする、葬儀社紹介サイトについてです 

病院で近しい方が急遽亡くなられた場合、あらかじめ葬儀社を選定してある場合は非常に少ないと思います。

 

多くの方がスマホ片手に慌てて葬儀社を探すと思うのですが、山のように出て来る葬儀社の情報を隅から隅まで冷静に吟味している時間は当然ありません 

 

なので『〇〇市 葬儀』などのワードで検索して出てきた所を上から順に見ていくと思うのですが、大抵上位には葬儀社のサイトではなく、葬儀社紹介サイトが表示されていると思います。

 

この葬儀社紹介サイト(紹介会社)は自社で葬儀サービスを行っているのではなく、営業力の低い会社の広告を肩代わりして受注し、紹介手数料をもらって利益を得るというビジネスです 

全国規模で価格も一律低価格!と謳っている場合がほとんどで、分かり易い料金体系や写真を多用したイメージのしやすいHPが多くの人に支持されている要因だと考えます 

 

ただ見逃しがちなのは、紹介した葬儀社から、ある一定の紹介料が紹介会社へ支払われているという点です。

 

この紹介料は最終的に依頼したお客様から徴収される事になります 

 

つまり施行してくれる葬儀社にお客様から直接依頼すれば、お値引きの対象になったり、同じ金額でもワンランク上の上等なサービスを受けられる可能性があると言う事です 

インターネットで検索して上位表示されるって事は見られやすい分、競争が激しい分野では特にそうなのですが皆様が思っている以上に莫大な広告費がかかってきます 

 

『一律の定額!これ以上掛かりません』では利益に限りがあり、多額の広告費をペイしようと思うと提携先である葬儀社から多くの手数料を貰うか、数多く集客する必要があり、実際には多くの集客をするために更に高い広告費を投入すると共に葬儀社からの手数料を更に値上げするという負の無限ループにハマってしまいます 

 

このカラクリを知っておかないと、満足の行くサービスを受けられなくなってしまう可能性があるので今回はあえてご紹介させて頂きました 

~『死』を学び『生』に活かす~

葬儀屋社長の独り言。

葬儀のかなふく 鈴木隆 

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PROFILE

神奈川県相模原市にある「日本一小さな葬儀屋さん|株式会社神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)」の代表取締役社長。1971年東京都大田区生まれ。神奈川県相模原育ち。
小さい時から人になにかしてあげたがりで、喜んでもらえる顔を見るのが大好き。
◇趣味:読書
◇座右の銘:『我以外皆師』
◇好きな映画俳優:ブルース・リー 
◇特技:沖縄剛柔流空手初段
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