かなふくな日々ブログ

社長のブログ 2023.08.22

直葬の時、喪主の挨拶は必要?

直葬の時、喪主の挨拶は必要?

皆様こんにちは。相模原のお葬式は私におまかせ

 

かなふく鈴木です 

 

昨今よく耳にする「直葬」。通夜や葬儀をせずに火葬だけをするコンパクトなお葬式のことです 

 

まだまだ少数派であるものの、一定数の方は直葬をお選びになっています。

 

直葬に集まるのは、ほとんどの場合、ごく近い身内だけです。

 

こうした直葬の時に、改まった形での喪主挨拶って、必要なのでしょうか 

 

この記事では、直葬で喪主挨拶が必要なのかどうか。さらには挨拶する場合にはどのような場面で行うのかなどを詳しく解説いたします。

 

 

そもそも、直葬で喪主挨拶は必要なの?

 

まず大前提として、直葬で喪主挨拶が必要なのかどうかについて考えていきましょう 

 

先に結論をお伝えするなら、特に決まりはありません。

 

火葬場での進行方法や、親戚間の関係性によってさまざまです 

 

その上で、挨拶できる状況にはあるけど、すべき?しないべき?と迷った時には、

 

「家族だけだったら不要」

「親戚がいるならしておくのが無難」

 

…という考え方が、ひとつの目安になると思います 

 

この「家族/親戚」という区切りが実に難しいですよね。

 

ちょうどその境界線上に該当する方もいるわけですから 

 

この線引きに対しては、「ホスト(主催者)」と「ゲスト(参列者)」という関係性にあてはめてみると、分かりやすいかと思います。

 

 

直葬の時、喪主の挨拶は必要?

「喪主家族=ホスト」「親族=ゲスト」という線引き

 

たとえばお父さまが他界され、あなたが喪主を務めるとします。

 

すると必然的に、あなたと、妻と、子どもたちといった喪主家族は、葬儀の主催者(ホスト)となります 

 

しかし、故人さまの実の子どもは他にいる場合もあります(あなたの兄弟姉妹)。

 

さらに故人さま自身にも兄弟姉妹がいるケースだってあります(あなたの叔父叔母)。

 

こうしたごく近い人たちであっても、彼らはあなたからの知らせや招待がなければ葬儀に参列できない招待客(ゲスト)です 

 

ここまで踏まえた上で、もう一度おさらいとなりますが、

 

「主催者(ホスト)の家族しかいない直葬であれば挨拶は不要」

「招待客(ゲスト)がいるのであれば挨拶をした方が無難」

 

…だと、かなふく鈴木は考えます 

 

たとえ親戚とはいえ、ゲストの人たちは喪主の招待に対して火葬場まで足を運び、場合によっては香典を持参する人もいるでしょう。

 

これらに対する御礼の挨拶を形式的に行うことで、直葬がより締まったものになるのです 

 

 

火葬場によって大きく左右される

 

直葬時の喪主挨拶は、火葬場の進行方法によっても大きく左右します 

 

たとえば、東京23区内に6つの火葬場を保有する東京博善グループの場合、火葬の立ち合いや拾骨などがまるで流れ作業のように行われます。

 

利用者の方がとても多く、日常的に混雑しているため、そのようにしなければすべての火葬を裁きれないのでしょう。

 

また、横浜市の北部斎場では、厳密に「お別れの時間は5分以内」という決まりがあり、こうしたところでも喪主挨拶の実施はむずかしいですね 

 

しかし、かなふくがよく利用させて頂いている相模原市営斎場は、時間的にも空間的にもゆとりがあります 

 

火葬前には約30分のお別れができ、拾骨のための個室も用意されていることから、やろうと思えば喪主様の挨拶ができちゃうのです。

 

このあたりは、あなたがお住まいの火葬場によって異なるかと思いますので、地元の葬儀社さんに訊ねてみることをおすすめします。

 

 

直葬の時、喪主の挨拶は必要?

実際はどうなの?直葬の喪主挨拶(かなふくの場合)

 

さきほどもお伝えしたように、もしもゲストがいるのであれば喪主様がひとこと挨拶を挟むことで、いい形で締まった送り出しになることでしょう 

 

では、どのタイミングで挨拶をするのか?相模原市営斎場の利用を前提として、かなふく鈴木が考えるのは、次の2つの場面です 

 

  • 火葬前のお別れの時。棺のふたを閉じる前。
  • 拾骨を済ませ、すべての行程が終わったあと。

 

いずれにしろ、かなふく鈴木が横についていますので「喪主様からひと言ご挨拶はございますか?」と違和感のない形で促します。

 

そのまま挨拶を述べる方もいますし、もしも挨拶が不要であるならば、私の方で上手く締めますので、ご安心ください 

 

また、火葬場の状況により、どうしても形式ばった挨拶ができない場合は、帰宅の際に参列者を送り出しながら、一人ひとりにお礼をお伝えしましょう 

 

直葬では、いろいろな事柄が省略化されていきますが、喪主挨拶など、ささいなことを省略しないことによって、お葬式をしたことの実感が残るものです。

 

 

費用や時間をかけない直葬の中でも、どうすれば少しでも満足感の高まるお葬式になるか。かなふく鈴木はいつもそのようなことばかり考えています 

 

ここに書いている考え方が正しいかどうかは分かりませんが、これからも故人さまの目線、お客様の目線に立って、あるべきお葬式のかたちを追及していきます。そんなかなふくブログを、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします 

 

本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございました 。

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