かなふくな日々ブログ

社長のブログ 2024.03.09

いったん間を置くことの大切さ

いったん間を置くことの大切さ

24時間いつだって葬儀のことを考えてます

 

皆様こんにちは かなふく鈴木です。

 

故人さまが息を引き取ると、ご遺族の方は息つく暇もなくお葬式に向き合わなければなりません。

 

ご安置、打合せ、訃報連絡、もろもろの準備を経て、通夜、葬儀、火葬と、しなければならないことが立て続けにやってきます 

 

だからこそ、あえて「いったん間をおく」ことが大切なのではないかと考えます。今日はそんなお話です。

 

 

 

かなふく鈴木は24時間365日対応してます!

 

人はいつ亡くなるか分かりません。日中に亡くなる方もいれば、深夜に亡くなる方も。

 

お盆に亡くなる方もいれば、クリスマスやお正月に亡くなる方もおられます。

 

かなふく鈴木は24時間365日対応。どんな時間でも、安心してお電話くださいね 

 

 

ちなみに「どの季節、どの時間帯の依頼が多いですか?」とよく聞かれます。

 

季節で言うと、夏場より冬場の方が亡くなる方が多い傾向にあります 

 

冬は血圧が上がりやすく、高血圧が引き金となって脳梗塞や心筋梗塞による死亡が多いと言われています。

 

また、空気が乾燥しているためウイルスの動きも活発になります。こうしたことが要因として挙げられます。

 

ただ、時間帯となると、昼夜問わずご連絡を頂いてます。

 

全体的なバランスは、昼夜「7:3」か「6:4」くらいでしょうか。

 

でも、不思議なもので、日中に立て込むこともあれば、夜間に立て込むこともあります 

 

いつ電話が鳴るか分からない。常に出かけられる準備をしておかなければならない。これはもう、葬儀屋さんの宿命、使命みたいなものですね。

いったん間を置くことの大切さ

病院と自宅のちがい

 

さて、肌感ではあるものの、昼と夜のバランスで若干昼の方が多いように感じるのは、1つの仮説があります。

 

それは、「気遣いされる方は、朝になってから電話をする」ということです 

 

お亡くなりになったのは夜。でも…

 

「こんな遅い時間に電話をしたら申し訳ない」

 

…と思ってくださる方が、夜明けまで連絡を待って下さるのです(本当に、お気遣いなく

 

この傾向は、病院ではなくご自宅で亡くなった場合の方が顕著な気がします。

 

というのも、病院には他にもたくさんの患者さんがおられます。人の健康を維持することが病院の役割ですから、病床が1つ空くと、次の患者さんに入ってもらいたいと考えるのは当然のことです。

 

そのため、息を引き取られた方は速やかに霊安室に移動します。

 

そして、別の方がご逝去されたら、その方も霊安室を利用しなければならない。

 

だから、早く故人さまを引き取ってもらいたいというのが病院側の本音なのです 

 

このようにして見てみると、病院でお亡くなりの場合は、病院側にせっつかれて、夜でも電話をしなくてはならなくなるんですね 

 

ところが、自宅で亡くなった場合は、そうはならないわけです。どのタイミングで葬儀社に依頼するかは、ご遺族が決められます 

 

「こんな深夜に電話をしては、葬儀屋さんに申し訳ない」

「夜中に出入りされると、ご近所さんにも迷惑かも」

「焦ることはないよ。朝になってから連絡しよう」

 

…などと考えられるのだと思います。

 

在宅で看取りをされた方の中には、朝になってから連絡をくださる方が少なくなく、これは病院の場合ではあまり見られない傾向です 

 

 

いったん間を置くことの大切さ

たったわずかの空白で気持ちが落ち着く

 

ちなみに、ここ最近の傾向としては、ご自宅で亡くなる方が増えているように思います

 

特にコロナ禍以降が顕著で、これは他の葬儀社さんからも聞く話です。

 

入院してしまうと面会できなくなってしまうために、在宅での介護、看取りに切り替えているのでしょうね 

 

また、数年前から国も地域包括ケアシステムを推進し、在宅での介護や医療を押し進めているという背景もあります。

 

地域の医療をパンクさせない施策が、自宅での看取りにつながっているのです

 

住み慣れたわが家で息を引き取るのは、本当に幸せなことです 

 

もちろん、ご遺族にとっては大変な面があると思いますが、でもみなさま、どこか満足げな表情をされているように見受けられます。

 

そして、夜に亡くなった場合、看取りから朝までの数時間が、結構大事なんですよね 

 

葬儀屋さんという第三者がやって来るまでの数時間、ご家族だけの、最期のお別れを、ゆっくりとすることができます。

 

葬儀屋さんが来てしまうと、日程を決めて、場所を決めて、プランを決めて、あれをしてこれをしてと、ご遺族はどうしても受け身になってしまい、慌ただしくことが動き出します。

 

だからこそ、その前段階の空白のような数時間を、ただ故人さまと向き合うだけの時間にすることで、ご遺族さまの心が落ち着き、よき弔いへとつながっていくのです。

 

かなふく鈴木では、病院で亡くなった方がうちの霊安室にやってきた時も、いきなり打合せをすることなどなく、まずはご家族だけの時間を過ごしてもらいます。

 

たとえ10分でも、30分でも、この空白の時間こそを大切だと考えるからです 

 

 

 

いったん間を置くことの大切さ

 

本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございました  

 

 

葬儀に関するご質問やご相談は遠慮なくお電話ください  

 

【フリーダイヤル 0120-82-0333】

 

葬儀のかなふく  株式会社神奈川福祉葬祭

 

代表取締役 鈴木隆 

 

PROFILE

神奈川県相模原市にある「日本一小さな葬儀屋さん|株式会社神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)」の代表取締役社長。1971年東京都大田区生まれ。神奈川県相模原育ち。
小さい時から人になにかしてあげたがりで、喜んでもらえる顔を見るのが大好き。
◇趣味:読書
◇座右の銘:『我以外皆師』
◇好きな映画俳優:ブルース・リー 
◇特技:沖縄剛柔流空手初段
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