『こんな家族葬、いかがですか?』その②
最近増えている葬儀スタイル『1日葬 』
通常のお葬式の様に式場を借りて祭壇も飾ります
受付も作りますので参列者にとっては通夜こそ行いませんが、普通のお葬式です。
お通夜をしない分、通夜振る舞い(お料理)を負担せずに済みます(葬家側のメリット )
また、ご参列者に2日間足を運んでもらう事もなく1日で全て終わりますので拘束時間も短く済みます(参列者側のメリット )
費用・時間共に軽減できるのがメリットです
しかし、デメリットもございます。
それは【人によっては】あまり時間をかけない分、ちょっとあっけなく終えてしまうと感じられる心配です
通常(今まで)のお葬式とは、葬儀・告別式の前日夕刻に皆様が集まり、故人を囲んで手を合わせたりお線香をお供えしたりとゆっくりと故人を偲んでいました
久しぶりに会う親類(縁者)とお互いの近況報告をしながら、ここに至る経緯・最期の模様等お話をする中で人に言えぬ苦労を労ってもらったり励ましてもらったり・・・
時間をかけて行う事は必ずしも悪ではありません。
参列者と執り行う側、双方の時間をかけた分だけお互いの気持ちを故人に対する思いを届けられることも御座います
冠婚葬祭の『葬祭』とは【葬(ほうむる)】【祭(まつり)】と書きます。
つまり『お祭り 』なんです。
合理性ばかりに目がいってしまうと、本質を見過ごしてしまう時もあるかと思いますので皆様の希望を叶えることも大事ですが、どうしたら故人が喜ぶか?見送る人にとって何が最良か?と言う事も併せて考えて頂くと、より一層良い葬儀、満足のいく葬儀が行えるのではないでしょうか?
【お葬式ってなんだろう?】
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『家族葬』を考える 葬儀のかなふく鈴木