お布施とは?
菩提寺がある場合、お葬式を出す時に悩ましいのがこの『お布施』です
よくお客様より『いくら位が相場なの 』と聞かれますが、これが一概には言えないんですね
なんとなーくの相場はあるのですが、これがどのお寺様にも当てはまるかと言ったらそうでもない。
そのお寺様の格式であったり、お客様(檀家さん)とお寺様とのお付き合いの度合いにもよるので、はっきりと『〇〇円です 』とは言い難いのです
お客様には『お寺様に直接お伺いしてみて下さい』と言っておりますが、実際にお客様が聞いてみると・・・
『お気持ちで・・・ 』なんて言われたりして
中にはメニュー?が決まっていて、『戒名がこれで(ランクの事)2日間のお勤めで〇〇円です 』ってハッキリ言ってくれる住職も居ます。これだと分かりやすいですよね(世間相場から桁外れな高額でなければですが )
以前、アマゾンか何かでインターネットを介して葬儀や法事の際の僧侶を定額で頼めるサービスが始まった時に、どっかの仏教会?さんが『尊い行為を商売化してる 』って言って難癖付けたっていうニュースを見た気がしますが、正論なんだろうけど理想と実際の現実の乖離があるように思います
お寺様も運営していく為に運転資金は必要で赤字になるようではいけませんし、かと言って法外な報酬を求めてもお墓を維持していくだけで精一杯なお客様(檀家さん)もおられます
代々のお墓がある方は簡単にお墓を変える事もできませんし、ご供養に使える余剰資金が潤沢にある方ばかりではありません
したがいまして、『お布施はお気持ちで・・・』と言われて悩んだ末に出来る限りの金額(少額)を渡したら、やけにお経が短かったとか、、、
突き返されたとか、、、
『ウチは最低70万円から』とか、、、
『直葬なんてやってません 』って怒られたとか・・・。
菩提寺と檀家。決して一方通行では成り立ちません
双方の十分なコミュニケーションをお互いが積極的に行って、良好なお付き合いを代々続ける事が最大の先祖供養になる事と思います
【最後に 】
勝手な事を書かせて頂き、申し訳ございません。
ただ、私は時代に即した対応というのもあって良いのではないか?と思っております。
~『死』を学び『生』に活かす~
葬儀屋社長の独り言。
葬儀のかなふく 鈴木隆
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