当社の取り組み【心理カウンセラーのお葬式】
私が葬儀業界に入ったのは今から16年前の2006年の11月の事です
当時は大勢の方が参列するご葬儀がほとんどで少人数で行ういわゆる家族葬というものはほとんどありませんでした。
ところが故人を知らない人が沢山来て多額の費用をかけた振る舞いをする様な いわゆる『見栄』で出す葬儀を疑問視する方が増えて来て、少しづつ小規模な家族葬が一般化されていきました
しかし昔と違い希望の形で葬儀を行えるようになった今でも葬儀後に後悔する方は全体の6割から7割もいる状況です
ある会社でお葬式で後悔している事のベスト10を調べたデータがあるのですが、その調査の半分以上が葬儀社側の的確な説明とお客様の話をよく聞く事・相手の想いを汲む事で解決できることが分かりました。
■ここで葬儀社について今一度考えてみたいと思います
葬儀社のお客様にとっての役割(価値)とは大きく分けて、ハードの部分とソフトの部分に分けられます。
ハードの部分とは自社式場であったり車両であったり大勢のスタッフであったり。また祭壇やお棺等もハードの部分に該当します。
一方ソフトの部分は担当者の対人スキルや葬儀を滞りなく遂行する能力の事です
葬儀担当者の多くは葬儀業界の常識を持ち出して一方的にお客様を【説得】する人もおられるかと思います。
しかし頭ごなしに常識を口にするとお客様はしゃべらなくなります。
するとそこで意思の疎通が途絶えてしまうので結果的にお客様にとって不本意な形となり、葬儀後に大きな後悔となってお客様を悩ませてしまう事になってしまいます
当社では後者のソフトの部分に重きを置き、【傾聴】と呼ばれる聞く力を高めております。と言いますのは、最適な葬儀とはお客様の心の中にあると考えているからです。
一口に葬儀と言っても、その方法論は多種多様で葬儀場をどこにするとか、親族をどこまで呼ぶとか、お料理を出すか?とか、お坊さんを呼ぶか?とか組み合わせ方は非常に沢山あります。
また、ある人にとっては良い葬儀でもある人にとっては後悔を残す葬儀になってしまう場合もあるかと思います。
つまり重要なのはお客様との信頼関係を築いて何でも語って頂く事だと私は考えております
その為に心理カウンセラーの資格を取得して少しでも安心して心を開いて頂く技術を身に着けました
実際に葬儀を終えたお客様から自然と心が癒されたと言われる事も多くなりましたし、また自身でもお客様との距離が以前より縮まったと実感しております。
簡素化が進む葬儀業界でも葬儀社がやれる事はまだまだあると信じて日々努力している次第です。
私個人的には葬儀はセラピーになり得ると確信しております
葬儀サービスを通じてまた大切な故人を送る葬儀を通じて見送る側お一人お一人がこの先の人生をしっかりと前を向いて歩んで行けるようなお手伝いを目指します。
【葬儀を終えた方の後悔をゼロに 】
当社の取り組みはまだまだ続きます
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
葬儀のかなふく@神奈川福祉葬祭
【心理カウンセラーのお葬式 】
代表取締役 鈴木隆