斎場の混み具合
皆様こんにちは
神奈川福祉葬祭の鈴木です。
2023年が始まって早1か月。
今年もあと11か月ですね(気が早い)
題名の通り、年の初めは斎場の休日の関係で混雑するのは例年そうなのですが最近の混み具合は半端じゃないですね
『あれ?いつもこんなに混んでたかな?』なんて思って見たり・・・
2月に入っても緩和される気配は今の所ございません
10日待ちは普通で、斎場によっては2週間待ちの所もあります(驚愕)
こうなると心配になってくる事が②つあります
①お体の状態を保つ事
②追加の費用
です
①の【お体の状態を保つ事】とは、ご遺体をお式まで綺麗な状態を保つと言う事です。
当然綺麗な状態を維持できれば良いのですが、亡くなった時のお顔の色が葬儀までまるで変わらないと言う事は残念ながらありません。
どなた様でも多少なりとも変化は訪れてしまいます。
ドライアイスやご遺体専用の冷蔵庫を使用してなるべく変化を起こさない様(変化を遅らせる様)細心の注意をはらいます。
しかし流石に10日以上空いてしまうとそれなりの処置が必要になってくる場合があります。
例えばご遺体処置のラストメイクやエンバーミングと呼ばれるご処置です。
当社では直葬・火葬式の場合は当日のお別れのお時間が割と短時間ですのでお勧めする事はあまり無いのですが、1日葬や2日葬の場合は皆さま故人様のお顔を時間をかけてじっくりご拝顔されるでしょうし、お花入れの時には棺のお蓋をあけてお顔の近くからお花を手向けていく時に送る側の癒しになる事も多いので、ラストメイクをしてお顔を綺麗に整えてあげる事をお勧めする場合があります。
なので、斎場の混み合っているこの時期は場合によってはラストメイクを施す事を想定に入れておいた方が宜しいかと思います。
次に②の【追加の費用】の事ですが、多くの場合プランに含まれているのは1日~3日分位のドライアイス代と安置所利用料かと思います
葬儀社さんによっては1日分も入ってない所もありますので例えば・・・
■ドライアイス代 1日/8,000円(税別)
■安置所利用料 1日/10,000円(税別)
だと、10日間で20万円位の追加の費用がかかってしまいます
『もっと早くできる近隣の火葬場をご案内出来ます』と言っても市外料金で本来数千円で火葬が出来る所、5万円~8万円位の追加の費用がかかります
結果的に斎場の混雑によってお客様の経済的ご負担は増えてしまう事が少なくありません。
この状況を解消するには火葬場を増やすしか方法は無いと思われますが、相模原市の場合 新規の斎場(火葬場)建設するにあたり何回も計画は立つのですが、いつも近隣住民の反対により白紙になると言う事を繰り返しているようです
誰しもいつかはお世話になる火葬場ですが、自分の家の近くには無い方が良いと思われるのも人情ですよね
インフラである火葬場の新設が望まれますが、すぐには難しいでしょうし実際には現状を受け入れて賢く葬儀を行える様下調べをしておく事より最善策はなさそうです。
事前に見積もりを取り、数社の葬儀社を比較検討していざと言う時に備えておきましょう
葬儀のかなふく@神奈川福祉葬祭
代表取締役 鈴木隆
《所有資格》
■日本メンタルヘルス協会認定心理カウンセラー
■パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング認定コーチ