見積りの取り方
『お葬式っていくら位かかるの 』
お客様より頻繁に聞くご質問ですが、実は家や自動車と同じく本来一言で説明する事は困難です
例えば家であれば家を建てる立地(場所)や土地の面積、建物の間取りや住宅設備のグレードなど考慮しなくてはいけない項目が沢山あり、
自動車であれば、軽自動車なのか乗用車なのか?セダンなのかワンボックスなのか?スポーツタイプなのかSUVなのか?はたまた本革シート?サンルーフは?などがソレにあたります。
葬儀においては、家族葬なのか一般葬なのか?通夜と葬儀を二日間執り行うのか1日で葬儀・告別式を行うのか?
それとも火葬のみなのか?
また参列者の人数や葬儀形式(仏式・神式・キリスト式・学会式等)、斎場を使うのか自宅で行うのか?
お料理は用意するか?お香典は頂くのか?
お棺は?骨壺は?お花は?などなど・・・
あなたに見合った条件を提示しなければ正確な葬儀見積りを出すことは出来ません
なのである程度細かく設定をしておいてから葬儀社へ見積りの打診をする事をお勧めいたします
これをしっかり提示して頂ければ、ある程度精度の高い見積もりをゲットできるはずです。
しかし・・・・
ここで注意しなければならないのが、葬儀社さんによっては
『その時になってみないと細かい費用はだせません 』と言われてしまった時です
この葬儀屋さんのセリフの意味としては・・・⇓
①実際の日程が分からないと斎場の空き状況が不明な為ドライアイスや安置所利用料の費用が算出できないから
②実際のご遺体の搬送の距離や回数が分からないと搬送料が算出できないから
③病院や施設へのお迎えの時間帯が昼間になるのと夜間になるのとでは搬送料の費用が違うから
【※注:搬送料はタクシーと同じで夜間料金がかかる葬儀社がある】
が主な理由だと考えられます
なので解決策と致しましては、いたって簡単 ⇓
①『では仮に葬儀まで一週間待ったとして見積もりを出してください』
②『搬送は全て〇〇市内と仮定して、【1⃣逝去場所から安置所まで】と【2⃣安置所から斎場まで】の合計2回分で計算して下さい』
③『お迎えが夜間(割増料金)になったとして見積もりを出してください』
と伝えれば多少の前後があったとしてもある程度リアルな費用の見積もりを取る事が出来ると思います。
もちろん、それぞれの地域の斎場の平均的な空き状況を調べておく必要がありますし、搬送の回数もご自身に見合ったものでなければなりません。
また入院してらっしゃる病院が遠方の場合、その距離を考慮に入れておきましょう
はい 本日は見積もりの取り方をご説明させて頂きましたが、当社では安置所利用料とドライアイス処置料、搬送も2回分(昼夜問わず)の費用が全てのプランに含まれております。
したがいましてお住まいの地域と葬儀形式を教えて頂ければ正確な費用をすぐにご案内出来ますのでお気軽にお問い合わせ下さいませ
4月に入ってから早いですね 入学やお仕事の移動もある時期ですが皆様体調管理にご注意を
ちなみにですが、先程のセリフを使って見積もりをお願いした時に『仮定のお話しはできかねます 』なんて言ってくるような葬儀社へは頼まない方が良い事は言うまでもありません。
葬儀のかなふく 神奈川福祉葬祭
代表取締役 鈴木隆