かなふくな日々ブログ

社長のブログ 2023.09.22

会葬者がいないとお葬式は不要? かなふく鈴木がお答えします。

会葬者がいないとお葬式は不要? かなふく鈴木がお答えします。

こんにちは ひとりも好きだけどみんなといるのも好き

 

かなふく鈴木です 

 

ひと昔前のお葬式って、たくさんの人が集まって、故人さまを送り出していました。

 

でも最近は、あんまり多くの人を呼ばない家族葬が主流ですよね 

 

「人が来ないなら、わざわざお葬式なんてしなくてもいいじゃないの?」と考える人は一定数いるようです。

 

この記事では、どんなに会葬者が少なくても、お葬式は大切ですよ、というお話をさせていただきます。

 

 

あるお客様から質問「お葬式、しなきゃダメ?」

 

とある日のことです。かなふくの電話がルルルルルっと鳴りました

 

受話器を取ってみると、お葬式についてのご相談でした。

 

鈴木(以下:鈴)「もしもし。神奈川福祉葬祭、鈴木でございます」

 

相談者(以下:相)「あのぉ、少しお伺いしたいことがあるのですが、家族だけの場合、わざわざお葬式をしなくちゃならないものなのでしょうか

 

実はこの手のご相談、たまにいただきます

 

「葬儀費用がどれくらいかかるのか?」や「ご遺体を預かってもらえるのか」といった具体的なお悩みのもっと手前の「お葬式をするべきかどうか」の判断がつかないのでしょう 

 

鈴「お葬式をあげなくてはならないとは、具体的にどういうことですか?」

 

相「実は、現在父は入院しているのですが、病院からも時間の問題だと言われています。父はかなり高齢で、私たち家族もそう交友関係があるわけではないので、わざわざ会館を借りてお葬式をする必要があるのかなと思いまして。最近流行の直葬でもいいのかなと思ったりもしています」

 

会葬者がいないとお葬式は不要? かなふく鈴木がお答えします。

コロナを通じて学んだ、お葬式の重要性

 

最近流行の直葬でもいいのかな…と考えつつも、迷いが生じている

 

だから、かなふくに相談の電話を下さった。とても嬉しい、ありがたいことです

 

かなふく鈴木、真摯に考え、お答えしました。

 

鈴「コロナ禍の時って、新型コロナウイルスに感染してお亡くなりになった方は、最期の看取りどころか、火葬の立ち合いもできなかったんですよね」

 

相「みたいですね。そういうニュース、見ました」

 

鈴「コロナ禍で、強制的に葬儀ができない状況に置かれた方は、やっぱり心残りがあるみたいなんです。実際に時期を改めてお寺で『弔い直し』というものが多く行われたとも聞いています」

 

相「弔い直しって、何ですか

 

鈴「火葬されたお骨をお寺に持って行って、もう一度改めて葬儀の供養をしてもらうというものです」

 

相「そうですか。お葬式をしないことで、お金も手間も、余計にかかってしまう恐れがあるかもしれないんですね」

 

鈴「お金や手間について考えるのももちろん大事なのですが、やっぱり葬儀はその人が一生涯かけてきた人生の最期の瞬間です」

 

相「そうですね」

 

鈴「また一方でご遺族にとっても、大切なご家族を失ってしまうと、どんなに冷静に努めようとしても、心が動揺してしまうものです」

 

相「はい。もうすでに動揺しています」

 

鈴「だからこそ、故人様のため、遺されたご家族のためにも、お葬式が必要なんです」

 

相「お葬式をすると、心の不安が落ち着くものですか?」

 

鈴「お葬式をしたから、天国に行ける、心の動揺が落ち着く、というものではないかもしれません。でも、お葬式はその第一歩なんです。これから新しい世界に向かうお父さまをしっかりと送り出すことは、これからお父様亡き新しい世界を生きるお客様自身の心をしっかりと持つことにもつながるのではないかなあと、考えています」

 

相「なるほど!」

 

鈴「なにもお金を潤沢にかけましょうなんて言いません。可能な限りコストを抑えるお手伝いは私達もいたします。

でも、たとえご家族だけであっても、お父様との最後のお別れの時間を充分にとる事が、お父様とのお別れに納得でき、家族の明日からの絆をより強くしてくれるものだと、思います」

 

会葬者がいないとお葬式は不要? かなふく鈴木がお答えします。

儀式を営むことの大切さ。お葬式は人数に関係しない

 

お葬式にはたくさんの役割があります

 

ご縁があった方々に死を知らせ、参列してもらうという社会的な役割も、その内のひとつです。

 

でも一方で、死と向き合う、死者を送り出すといった宗教的な側面があるのも事実

 

お葬式という宗教儀礼を通じて、故人の霊魂を慰撫し、遺された私たちの心のダメージを緩和してくれます 

 

もちろん、葬儀をすればすべてOKというほど簡単なものではありません。故人の供養やグリーフケアは、時間をかけて行われるものです 

 

でもその第一歩を手厚く行うことが、将来的に遺された家族の安心感につながります。

 

それは、葬儀を満足にできずに大切な家族との別れを迎えてしまったコロナ禍の遺族たちの心境を見れば、よく分かることですよね 

 

ですから、かなふく鈴木は、どんなに会葬者が少なくても、お金がなくても、お葬式を行うことをおススメしています。

 

お金がないという方には、なるべく安く行える方法もご提案いたします 

 

我々、この世に人として生まれてくる事自体が奇跡です

 

今世でのご縁に感謝し、悔いの無い葬儀を行える事を祈ってます 

 

本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございました 。

葬儀に関するご質問やご相談は遠慮なくお電話ください 。

 

【フリーダイヤル 0120-82-0333】

葬儀のかなふく(株式会社神奈川福祉葬祭)

代表取締役 鈴木隆   

 

PROFILE

神奈川県相模原市にある「日本一小さな葬儀屋さん|株式会社神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)」の代表取締役社長。1971年東京都大田区生まれ。神奈川県相模原育ち。
小さい時から人になにかしてあげたがりで、喜んでもらえる顔を見るのが大好き。
◇趣味:読書
◇座右の銘:『我以外皆師』
◇好きな映画俳優:ブルース・リー 
◇特技:沖縄剛柔流空手初段
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