かなふくな日々ブログ

社長のブログ 2024.06.13

父の日だから考えたい。お供え物という贈り物

父の日だから考えたい。お供え物という贈り物

日本全国のお父さんたち、ありがとう

 

皆様こんにちは。かなふく鈴木です 

 

2024年は6月16日が父の日です 

 

いつもお仕事を頑張ってくれるお父さん。家では間抜けでへんてこだけどおもしろいお父さん

 

酔っぱらった姿がマジでイラつくお父さん。地域の活動では人一倍張り切ってしまうお父さん。そんなお父さんに日ごろの感謝をお伝えしたいものです 

 

「父の日は何を贈ろうかなあ」と考えるものですが、すでにお父さまを亡くされている方は、いつもとは異なったお供え物をしてみてもいいかもしれませんね 

 

ということで、この記事では、亡き人へのお供え物についてのかなふく鈴木の考えを綴ろうと思います 

 

 

 

選ぶべきは「お父さんが喜んでくれそうなもの」

 

お供え物といえば、食べ物や飲み物が定番です 

 

でも、お仏壇の中のお花や、ローソクや、お線香なども立派なお供え物です。

 

これらは、お花や、ともしびや、香りをお供えしていることになるんです 

 

これって生きている人に対しても同じですよね。花束やアレンジメント、キャンドルやアロマインセンスなど、食べ物や飲み物以外のものだって、当たり前のようにギフトとして選ばれます。

 

こう考えてみると、たとえ相手が生きている人であれ、亡くなった人であれ、何を贈ってもいいんです。

 

であるならば、あなたが考える「お父さんが喜んでくれそうなもの」をお供えするのが最上です 

 

「お父さんのために、お庭に咲いたアジサイを」

「今日はお父さんがよく飲んでたハイボールをお供えしよう」

「巨人ファンだったから、ジャイアンツの帽子をお仏壇のそばに」

「父の日の記念で行った思い出の旅行の写真を飾っちゃうぞ」

「孫が幼稚園で描いた絵手紙だよ~」

 

…などなど、想いが込められたものであれば、何だっていいと思います 

 

 

父の日は、仏壇参りとお墓参りを

 

ぼくは思うんです。ギフトって、やっぱり想いを形にしたものじゃないですか。だから、一番相手が喜ぶギフトって、多分自分本人なんですよね 

 

ペイペイで5千円分を送金してもいいし、宅急便で品物だけを贈ってもいい。

 

でもやっぱり、そこに電話や手紙が添えられると喜びは倍増になるし、もっと言うと息子や娘本人が自分の目の前にやってきて、「お父さん、いつもありがとう」ということばをもらえたら、これを超えるものはないと思うんですよね 

 

父の日ギフトが、食べ物でも、飲み物でも、お手紙でも、手作りの折り紙でも、お金がかかっていようとかかっていまいと、子どもたちが直接感謝とお祝いのことばを述べるのが、一番のギフトです。

 

だからこそ、父の日にはぜひともお仏壇やお墓にお参りしてほしいです 

 

正直、子どもたちが会いに来てくれたら、お供え物なんてなくてもいいのではとすら思います。

 

でも、まあそれじゃなんかちょっと手ぶら感が淋しいので、何かを携えてお参りするんがいいのでしょうが、やっぱりまず本人がいて、そしてモノ。この順序を大事にしたいですよね 

 

大好きな恋人には、会いに行くじゃないですか。プレゼントも嬉しいけど、その好きな人とと一緒にいられることそのものが喜びじゃないですか。

 

それがきっと人間の根源的な欲求なのだと思います。生きてる方も、亡くなった方も、一緒ですよね 

 

 

父の日だから考えたい。お供え物という贈り物

お供えしたものを食べて「供養」

 

供養って「供える」という字と「養う」という字の組み合わせで表現されます。つまり、お供えしたものを食べる(=養う)ことが供養になるんです 

 

なので、お供えものは、お下がりとして食べたり飲んだりしましょう。そういう意味では、みんなで分けられるものがいいかもしれませんね 

 

「お父さん、きのこの山が好きだったから、みんなで分けて食べようー」

「りんご剥いて、みんなで分けて食べようー」

 

…という具合にです 

 

亡き人にお供えされた時点で、故人さまはきっと、きのこの山やりんごの味をしっかりと味わってくれています

 

それをぼくらも一緒に食べて味わう。美味しいものはみんなで食べた方が美味しいし、そうすることで絆がより強まりますよね。

 

みんなでワイワイ、きのこの山をつまみ合ったり、りんごを頬張っている光景を、故人さまはほほえましく見てくれているはずです。

 

 

 

人は人をよろこばせることが一番うれしい

 

最後に、アンパンマンの作者のやなせたかしさんのすばらしいことばを引用して終わろうと思います。ずばり…

 

「人は、人をよろこばせることが一番うれしい」

 

…というもの。ぼくはこのことばが大好きです 

 

生きている人へだったら、その人をよろこばせるのにさまざまな方法がありますよね。

 

でも、亡き人だったら、どうですか? もうすでにこの世界にいない、目に見えない、手に触れられない亡き人を、どうやってよろこばせ、そのよろこびを感じますか?

 

亡き人をよろこばせ、そのよろこびを感じるには、心の中に、あるいは自分のすぐそばに、亡き人の存在を感じることが大切です 

 

お供え物をそこに置くということは、亡くなったお父さんがそこにいるから、そこに置くんですよね。そう考えると、お供え物が、その人の存在を浮かび上がらせるとも言えます。

 

6月16日は父の日

 

いつもあなたのそばにいてくれているお父さんに、お父さんが好きだったもの、よろこんでくれそうなものをお供えして、お仏壇やお墓にお参りしてみて下さい。

 

そしてお父さんとのたくさんの思い出に思いを馳せてみて下さい。

 

あなたの心は、きっと多幸感に包まれるはずですよ~  

父の日だから考えたい。お供え物という贈り物

本日も最後までお読み頂き誠にありがとうございました  

 

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葬儀のかなふく 株式会社神奈川福祉葬祭

代表取締役 鈴木隆  

PROFILE

神奈川県相模原市にある「日本一小さな葬儀屋さん|株式会社神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)」の代表取締役社長。1971年東京都大田区生まれ。神奈川県相模原育ち。
小さい時から人になにかしてあげたがりで、喜んでもらえる顔を見るのが大好き。
◇趣味:読書
◇座右の銘:『我以外皆師』
◇好きな映画俳優:ブルース・リー 
◇特技:沖縄剛柔流空手初段
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