もしも余命宣告をされたら、あなたは何をしますか?
はい、皆様こんにちは。かなふく鈴木です
あなたの目の前に神様か、悪魔か、この世の者ではない者が現れて「あなたの命はあと1年だ」と言われたら、あなたは何をしますか?
だれもがいつか必ず死んで亡くなる。毎日を当たり前のように生きていると気づかないとても大切なことです
限りあるこの命。残された時間を、ぼくたちはどのように過ごすべきなのでしょうか。かなふく鈴木の場合を考えてみます。
家族には伝え、家族以外には言わない
まず、自分に「余命1年」が告げられたら、ぼくは家族にそのことを正直に話すでしょう。
でも、家族以外の人には言わないと思います。理由は単純で、気を遣われるのが苦手だし、気を遣わせるのが申し訳ないからです。
残りの時間を大切な人と過ごしたいという思いはありますが、かといって周りから「どうしても今会っておきたい」とか、「鈴木さんのために」みたいな気遣いが向けられると、たぶん居心地が悪くなってしまうと思うんですよね(すごく身勝手なぼく。ごめんなさい)。
その代わり、ぼくはその時間を「今まで通り」に過ごしたい。だから、家族にだけは告げて、「あとはいつも通りでいいよ」と伝えるでしょう
会いたかった人に会う
それから、会いたい人に会いに行くことが自分にとっての大きな目標です
誰よりも会いたいのは、高校時代からの友人、山田くん。ぼくにとっては唯一「友だち」と呼べる人。彼はとても運が良く、ぼくと違ってなんでも器用にこなすタイプです
そんな彼に会って、「こんなぼくと長年付き合ってくれてありがとう」と、素直にお礼を言いたいんです。こんな時にしか言えないことかもしれないですが、やはり彼には一言伝えたくて。まあ、実際に目の前にすると恥ずかしくてそんなこと言えないかもしれませんが(笑)
世の中にはたくさんの人と付き合い、たくさんの友だちを持つ人もいます。ぼくはそういうのは苦手で、人間関係もシンプルです。ただ、長く付き合えた人との時間は、最後まで大事にしたいと思うんです
行ってみたい場所へ
また、限られた時間の中で行きたい場所にも足を運んでみたいと思います
実はぼく、神奈川県からほとんど出たことがないんです。ワンオペで葬儀屋さんをしているから、旅行もできないですし、そもそもインドア大好き派ですから。なので「一回も行ったことのない場所へ行ってみる」というのが、きっとぼくにとっては新鮮で、大きな冒険になるでしょう。
普段から行動範囲が狭いので、少しだけでも自分の見てきた世界の外側に触れてみたい それが、いつもはしないような旅行計画だったり、見知らぬ場所への小さな冒険でも、1年という限られた時間の中で見てみたい景色です。
身の回りの整理
そして、身の回りをスッキリさせておきたいと思います
余命が限られていると分かれば、不要なものや使わないものは一掃し、できる限り身軽でいたいです。
たとえば、家計や契約しているサービスの見直し、不要なものの処分、それに生命保険などの確認をしておくことで、家族への負担を軽減できます。
やり残したことがないか、解約できるものは解約しておき、残りの時間を穏やかに過ごしたいですね
でも、自分自身で気づくことにも限りがありますから、終活の専門家に相談し、何かしらのアドバイスを聞きに行くことも大切でしょう。
人生の棚卸しをする
自分の人生があと1年しかないという風に考えると、自分にとって何が一番大切なのかが見えてくる気がします
やりたいことや会いたい人、行ってみたい場所、残しておきたいもの。これらを一つ一つ整理してみると、自然と「人生の優先順位」が見えてきます。
自分の人生を改めて棚卸しし、限られた時間で何を優先するべきか。普段は目の前のことに追われ、なんとなく先送りにしてしまうことでも、「あと1年」と限られた時間の中で考えると、たった1年がとてつもなく貴重に感じられますね。
最後に
限りあるこの命の中で、ぼくたちは何を残し、何を成し遂げたいのか。そう考えると、改めて今という時間がどれだけ大切かに気づかされます。終わりがあるからこそ、日々の一瞬が輝いて見えるのかもしれません。
あなたがもし「あと1年の命」と宣告されたら、どんなことを思い、どんなことをしたいと思うでしょうか。ぼくも日々、自分が大切に思うもの、優先したいことをしっかりと見極めながら、限りある時間を噛みしめて生きていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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代表取締役 鈴木隆