遺品整理で大切にしたいたった1つのポイント
はい皆様こんにちは
神奈川福祉葬祭(葬儀のかなふく)の鈴木です。
葬儀が終わったあと、次にご家族が直面するのが「遺品整理」です。
これがまた大変なんですよね。モノの多さに圧倒され、どこから手をつけていいかわからない
時間も体力も奪われ、心も折れそうになる。そんな話をお客様からよく伺います。
遺品整理をする上で「ぜひとも大切にしてほしい」と思うポイントがあるんです
それは、「できるところまで自分たちの手で仕分けをすること」
もちろん、業者さんにお願いするのも大事な選択肢です。
ただ、故人さまが大切にしていたものを、ご家族の手で整理することには、特別な意味があります。
それが、故人さまの供養につながるからです
ということでこの記事では、遺品整理を進めるための大切な考え方について解説いたします。
手に取ることで、物語を紡ぎ直す
まずはじめに結論を述べますね。
遺品整理で大切したいたったひとつのポイント。それは、「できるところまで自分たちの手で仕分けをすること」ということです
なぜなら、そのことが故人さまの供養につながるからです。
お部屋の片づけを例にたとえてみますね。
掃除や整理をしていると、引き出しの奥から卒業アルバムが出てきたら、その瞬間、手が止まり、ついページをめくってしまいますよね。
「あの頃はこんな友だちがいたな」
「この先生、厳しかったけど好きだったな」
…なんて思い出に浸ることもあるでしょう。
実はこれ、単に掃除の手が止まっただけじゃないんです。過去の自分やその時一緒にいた友人、恋人、仲間、先生たちとの「物語」を紡ぎ直している時間なんです
遺品整理も同じです。家の中に残されたものには、故人さまの想いや物語がたくさん詰まっています。
アルバム、日記、手紙、好きだった趣味の道具。普段使っていた食器や衣服などの生活用品にだって、故人さまが生きてきた証です
ご家族が自らそれらを手に取ることは、故人さまの人生を見つめ直し、故人さまとのつながりを再確認することに他なりません。
あるお坊さんは「供養とは思い出すこと。供養とは忘れないこと」と話しました。そのことばに照らし合わせると、遺品整理は供養そのものと言えるんです
だからこそ、まずはご家族の手で、遺品を手に取り、いるものといらないものを仕分けしてほしいと思うのです。
仕分けは3つに分ける
遺品整理を進めていく中で、仕分けは大きく3つに分けるとスムーズです
- いらないもの →処分する。
- いるもの →金銭的価値のあるものと、思い出深いものに分ける。
金銭的価値のあるものは、相続の対象になります。
たとえば、不動産や貴金属など。ここは法的な手続きが必要になることもあります。
まずは金銭的価値があるものについて家族や親戚などに知らせた上で、誰がどのように引き取るかを確認し合いましょう。
本格的な遺産相続に発展するようなら、司法書士や弁護士など、専門家に相談しながら進めるといいですね。
そして、思い出深いものは「形見分け」を考えてみましょう
たとえば、故人さまが愛用していた時計やアクセサリーを家族や親戚、知人にお渡しする。
そこには故人さまの物語が詰まっています。形見分けをすることで、遺品を受け取った方もそれを通じて故人さまに思いを馳せ、新たな物語を紡ぐことになります
形見分けって、単にモノを譲る行為ではなく、「つながりを渡す」ことなんですね。だから、ぜひ丁寧に選び、渡してみてください。
最後はプロの力を借りてもOK
遺品整理はとても労力がかかる作業です
モノが多い、処分方法がわからない、時間がない。そんな時は、業者さんの力を借りるのもひとつの選択肢です
実は、かなふくでは信頼のおける遺品整理業者をご紹介しています。
関さんって言うんですが、彼はぼくの友人であり、遺品ひとつひとつに敬意を払える心優しい人格者です
(見た目はとっても強面で少しなまってますが )
もちろんマージンなんか発生しませんし、むしろその分をお客様に還元してもらっています。
価格的にも良心的で、安心してお任せいただける業者さんです。
「相模原で遺品整理に困った」という方がいれば、まずはかなふくにご相談ください
ご家族の負担を少しでも軽くしながら、故人さまへの敬意を大切にした整理のサポートをしてもらえますよ
おわりに
遺品整理は、単なる片付けではありません。それは、故人さまとのつながりをもう一度確かめる大切な時間でもあります。
もちろん、すべてを自分たちでやる必要はありません。無理をせず、適切なタイミングで業者さんの力を借りることも重要です。でも、まずはできるところまで自分たちの手で進めてみてください。その過程で、きっと故人さまの思い出が心の中でよみがえり、供養の気持ちが自然と湧き上がるはずです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました
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葬儀のかなふく 株式会社神奈川福祉葬祭
代表取締役 鈴木隆