かなふくな日々ブログ

NEW 社長のブログ 2025.01.20

「おくやみ窓口」で負担を軽減!相模原市の死亡後の手続き

「おくやみ窓口」で負担を軽減!相模原市の死亡後の手続き

はい皆様こんにちは

 

葬儀のかなふく、鈴木です。

 

大切なご家族を見送ったあと、待っているのは「死亡後の手続き」という、思った以上に大変な作業です 

 

「戸籍の手続きってどこでやるの?」

「銀行口座はどうする?」

「契約の解約が山積みで…」

 

手続きの多さと複雑さに、心も体もクタクタになるという声を多く聞きます。

 

でも、ご安心ください。実は、相模原市にはご遺族の負担をグッと軽くしてくれる便利なサービス、「おくやみ窓口」があるんです 

 

この記事では、死亡後に必要な手続きを整理しながら、「おくやみ窓口」の使い方やそのメリットを詳しくお伝えします。ぜひ最後まで読んで、スムーズな手続きにお役立てください 

 

 

死亡後の手続きはこんなに大変

 

死亡後の手続きって、ものすごく煩雑で大変ですよね

 

ご家族の死亡後に必要な手続きは、大きく分けて3つのカテゴリーに分類できます。

 

  1. 役所関連の手続き
  • 戸籍の除籍(死亡届の提出後に行われます)
  • 健康保険の解約
  • 国民年金や厚生年金の停止手続き
  • 市民税や固定資産税の精算

 

  1. 生活インフラやサービスの解約
  • 電気、ガス、水道
  • NHKやインターネットプロバイダ
  • 携帯電話契約や新聞購読などの民間サービス

 

  1. 相続関連の手続き
  • 銀行口座の解約または名義変更
  • 土地や不動産の名義変更
  • 遺産相続に関する分配手続き
  • 証券や投資信託の解約や変更

 

これらの手続きは一つひとつが時間と手間がかかる上、必要な書類が多岐にわたり、何をどの順番で進めるべきかを把握するだけでも混乱しがちです。

「おくやみ窓口」で負担を軽減!相模原市の死亡後の手続き

相模原市のおくやみ窓口を活用しよう

 

そこでおすすめなのが、2024年7月に相模原市役所内に開設された「おくやみ窓口」です 

 

「おくやみ窓口」は、役所関連の葬儀後のさまざまな手続きを一箇所で相談できる便利なサービスなんです。

 

死亡後の手続きは、介護保険料の精算、住民税や固定資産税の手続きなど、多い場合には10種類以上に及ぶこともあります。

 

遺族にとってこれらの手続きは非常に複雑で、何をどの順番で行うべきかを把握するだけでも大きな負担となりますよね 

 

さらに、保険、年金、戸籍などと、それぞれの担当窓口をまわり、書類を記入し、長時間待つというのが現状でした。

 

「おくやみ窓口」の最大の特徴は、手続きが一元化されていることです。これにより、遺族が複数の窓口をまわる必要がなくなり、手続きにかかる時間が大幅に短縮されます。

 

2022年のデジタル庁が、すでに「おくやみ窓口」を開設した日本各地の自治体を調査したところによると、窓口開設前の総手続き時間の平均は77.4分だったのが、「おくやみ窓口」の導入後には47.5分まで短縮されたのだそうです 

 

手続き時間が約30分も短縮されるのは、心労がピークに達している遺族にとって大きな助けとなると思います。

 

事前予約の段階で故人さまの情報を聞き取り、必要な手続きをリストアップしておけるため、来庁時にはすでに必要書類が準備されています。

 

そして窓口では、職員が申請書類の記入をサポートしてくれるほか、必要に応じて他の窓口への同行もしてくれます。

 

事前準備、窓口でのサポート、他窓口への同行、これらのおかげで、スムーズな手続きが可能となるのです。

 

 

おくやみハンドブックの配布

 

また、相模原市では、葬儀後にご家族がしなければならない手続きを総まとめにした「おくやみハンドブック」を無料配布しています 

 

市役所で行う手続きに加えて、市役所以外での主な手続きについてまとめられているので、自分が何をしなければならないかを知るのに、これがとっても便利 

 

「おくやみ窓口に行くまでもないな」とお考えの方は、まずはこのおくやみハンドブックをもとに、死亡後の手続を進めてみてもいいかもしれませんね。

 

ハンドブックは、市内各区役所区民課や出張所などで配布していますし、相模原市のWEBサイトからダウンロードもできます(この記事の最後にURLを貼ってます)

「おくやみ窓口」で負担を軽減!相模原市の死亡後の手続き

故人の手続きを供養と捉える

 

ここまで手続きの方法についてお話ししてきましたが、少し視点を変えてみましょう。

 

手続きは単なる事務作業と考えると、とても面倒に感じるものです。

 

しかし、これを「恩返し」と捉えることで、その意味が大きく変わります。

 

たとえば、子どもが生まれたときには親が出生届を提出しますよね。

 

それと同じように、親が亡くなったときにその死亡手続きをするのは、子どもとしての最後の恩返しとも言えます。

 

「こんなに大変な手続きをしてもらって、親も安心して旅立てただろうな」

「親が大事にしていたものをきちんと整理する中で、親が生きてきた歩みを感じられた」

 

そう考えると、これらの手続きそのものが故人さまの供養になり、ご家族にとっても大切な時間になるのではないでしょうか。

 

 

おわりに

 

死亡後の手続きは、たしかに大変です。でも、少しずつ整理していけば、必ず終わりが見えてきます。

 

そして、その手続きの過程そのものが、故人さまへの供養となり、実はご自身の心を癒す時間になったりもします 

 

この記事を参考に、相模原市の「おくやみ窓口」や専門家のサポートを上手に活用しながら、葬儀後の手続を無理なく進めていかれることをお祈りいたします。

「おくやみ窓口」で負担を軽減!相模原市の死亡後の手続き

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

葬儀や遺品整理、死亡後の手続きについて何かご質問があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

【フリーダイヤル 0120-82-0333】

 

葬儀のかなふく 株式会社神奈川福祉葬祭

代表取締役 鈴木隆 

 

※相模原市公式WEBサイト「おくやみ窓口のご案内」

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/1026448/tetsuzuki/1026455/1031020.html

 

※相模原市公式WEBサイト「おくやみハンドブックの配布について」

(こちらからダウンロードできます)

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/1026448/tetsuzuki/1026455/1025329.html

 

※参考記事:タウンニュース「相模原市 遺族の負担を軽減へ「おくやみ窓口」29日から」

https://www.townnews.co.jp/0302/2024/07/25/743545.html

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