かなふくな日々ブログ

社長のブログ 2025.03.17

お彼岸に気づく、バランスよく楽に生きるための4つの習慣

お彼岸に気づく、バランスよく楽に生きるための4つの習慣

はい皆様こんにちは 葬儀のかなふく、鈴木です 

 

3月といえば「春彼岸」。いよいよ本格的な春を迎えて、心もウキウキ陽気になってくるものです 

 

お彼岸にはお墓参りに行く人も多いと思いますが、一方でお彼岸のことをよく分かっていないという方も少なくありません。

 

「お墓参りをする日?」

「お彼岸団子を食べる日?」

 

なんとなく知っているけど、実はあまり深く考えたことってないですよね。

 

かなふく鈴木は、彼岸の中に「ぼくたちが幸せに生きるヒント」が大いに隠されていると考えています。

 

ということで、この記事では、お彼岸から学べる「人生を楽に生きるための実践法」についてお話いたしますね。

 

 

お彼岸とは

 

まずはじめに、彼岸の「ヒ」を押さえておきましょう!(基本の「キ」のパロディ、伝わりましたか(笑))

 

彼岸とは、仏教のことばで「向こう岸」を意味します 

 

ぼくたちが生きるこっち側の世界が「此岸(しがん)」であるのに対して、亡き人や仏さまの住むあっち側の世界を「彼岸」と呼んだわけです。

 

そして、1年に2回訪れる、太陽が真東からのぼり、真西に沈んでいく「春分」と「秋分」。

 

これらを中日とした前後7日間をそれぞれ「春彼岸」「秋彼岸」と呼び、ご先祖さまを供養する期間としています 

 

彼岸は、1年の中でも季節が大きく変動する時期です。

 

日本人は自然とともに生きてきましたから、区切りとなる変化のタイミングをとても大事に考えたのですね 

 

春彼岸は春の訪れを喜び、秋彼岸は収穫に感謝し、冬の無事を願う。

 

お彼岸には、「自然とともに」「ご先祖さまとともに」といった日本人らしさがよく表れていますね。

お彼岸に気づく、バランスよく楽に生きるための4つの習慣

お彼岸は、1年の「真ん中」

 

春分や秋分は「昼と夜の長さが同じになる日」です

 

これはちょうど、その年の「真ん中」だとも言えます。

 

真ん中にある=バランスが取れた状態。だからこそ、この日は「極端に偏らないことの大切さ」を考えるのにぴったりなんです。

 

仏教には「中道(ちゅうどう)」という考え方があります 

 

「どちらかに偏るのではなく、真ん中を行くことが大切」

 

これが、お釈迦さまが説いた生き方の基本です。

 

 

中道とは? 偏らずにバランスよく生きるコツ

 

お釈迦さまはもともと、お城に生まれたお金持ちの王子さまでした。

 

でも「贅沢すぎる生活では、悟りは開けない」として、お城を出て修行の道に進みます 

 

その後、今度は過酷な苦行に挑戦しましたが「苦しみすぎても悟りにはたどり着けない」と気づきました。

 

そこで、お釈迦さまは「中道」の考えにたどり着きます。

 

「どちらかに偏りすぎるのではなく、バランスを取ることが大事」

 

これ、今の私たちの生活にもそのまま当てはまりませんか?

 

  • 仕事ばかりしていると、体を壊してしまう。
  • お金のことばかり考えていると、大事な人との時間を失ってしまう。
  • 逆に、何もしなさすぎると、生活が成り立たなくなる。

 

そう! バランスを取ることが、人生を楽に生きるコツなんです。

 

 

人生が楽になる4つの”中道”実践法 

 

「じゃあ、どうやったら中道の生き方ができるの?」

 

はい。その方法をかなふく鈴木がお授けします 

 

お釈迦さまのように、お城に生まれなくても、苛酷な苦行で自分の身体をいじめ抜かなくても、平凡に生きるぼくたちでもいますぐにできる4つの実践法を、かなふく鈴木がお授けします。

1:無理しすぎない

無理したっていいことないですよ。無理ならやめる、疲れたら休む、ダメならあきらめる。これ、ものすごく大事です。

 

2:自分の気持ちに正直になる

まわりに流されず、自分が本当にしたいことを考える。頭で考えず、心で感じ、肚に落ちることを優先させましょう。

 

3:完璧を求めない

100点じゃなくてもいい。70点でOK! かなふく鈴木のテストの平均点は50点くらいだったかなー(笑)

 

4:変化を受け入れる

「昔はこうだったのに!」とこだわることなく、いろんな変化を受け入れましょう。ポケベルもガラケーになって、スマホに変わっていったように。

 

こうやって、自分にとって「ちょうどいい」生き方を探すのが大切なんですね。

お彼岸に気づく、バランスよく楽に生きるための4つの習慣

お彼岸の期間に、自分の生き方を見つめ直そう

 

彼岸はご先祖さまを想う時間ですが、それと同時に「今の自分の生き方」を振り返る時間でもあります。

 

実際に、お彼岸は仏教の「六波羅蜜」という6つの修行をする期間とも言われています。

 

  • 布施 独り占めせずにみんなで分かち合おうね
  • 持戒 約束を守ろうね。嘘はやめようね
  • 忍辱 苦しみにも逃げずに向き合おうね
  • 精進 怠けず努力しようね
  • 禅定 心を落ち着かせ、冷静に物事の本質を掴もうね
  • 智慧 これらができたら何事にも捉われずに喜びを感じられる

 

お彼岸は年に2回やって来る「年の真ん中」。

 

仏さま、ご先祖さま、そして自分を貫く一本の線の上に立って、右にも左にも偏らない、バランスの取れた状態を見直す、そんな機会にしたいですね 

 

「仕事とプライベートのバランス取れてるかな?」

「人づきあいと自分の時間、ちゃんと確保できてるかな?」

「やりたいこととやるべきこと、無理なくできてるかな?」

 

こうした問いを、仏さまやご先祖さまに投げかけてみましょう 

 

何より嬉しいのは、投げかけられる仏さまやご先祖さまがいる、ということです。

 

あなたはひとりじゃない。いつも味方になってくれる存在がそばにいる。そんなあたたかい心があふれるお彼岸を、お過ごし下さい 

お彼岸に気づく、バランスよく楽に生きるための4つの習慣

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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葬儀のかなふく (株式会社神奈川福祉葬祭) 

代表取締役 鈴木隆 

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